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スライドショー | 【第1部】 【第2部】 【第3部】 |
【縦走路地図情報】 | 【丹沢山系全体概念図】 【第1日目:縦走路地図】 【富士見小屋〜塔ノ岳】 【塔ノ岳〜丹沢山:みやま山荘】 【第2日目:縦走路地図】 【丹沢山〜蛭ヶ岳〜姫次】 【姫次〜焼山〜登山口】 |
13時40分、塔ノ岳を出発して東斜面に掛かると、ピンク色のミツバツツジとシロヤシロが混じり、ルートの両側にかなり密度高く咲いていた。 緩い勾配のルートを辿り、「日高」周辺に来ると、ブナ林に立ち枯れが目立つ地域に来た。 大木が倒れたもの、途中で折れたもの等。 背丈の低いミヤコザサが茂るルートが続くが、これは鹿に頻繁に食される為だろう。 時間的余裕も十分にあり、同行の塩入氏も頻繁に写真に記録しながらの前進である為に速度は標準よりも遅い。 途中から稜線に陽光が十分に当たる所には「ブナの巨木」が生える。 「イタヤカエデ」の新芽が萌える途中の色が至る所に見られる。 「竜ヶ馬場」を過ぎると、「ブナ林」の綺麗な所に差し掛かる。 ブナ林を過ぎて、約50mの高度差を稼ぐと、『丹沢山山頂』へ届いた。 15時35分だった。 山頂は意外に広く、「丹澤山」を標示した木版と石柱がある。 『みやま山荘』は南側端に建ち、新築後間もない様子。 取合えず、1泊2食:¥7000を支払いチェックインする。 |
スライドショー【第1部】 |
なだらかな稜線にある登山路の両側のブナ・ナラに木々の立ち枯れが目立つ。 日光が良く当たるために下草は沢山ありそうだが、意外にも少なく、綺麗に草刈した様にさえ見える。 「アザミ」や「蕗に似たやや大きい葉を持つ草」だけが茂る。 これ等の草は「鹿」が嫌いな草で在ろう。 それ外は殆ど機械で刈られた様になっているのは、鹿の食害だろう。 | ||||
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塔ノ岳から丹沢山に向かう道中、多分「日高」付近の稜線のブナ樹林の痛みが激しく、大部分は立ち枯れとなっている |
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「丹沢山」山頂へ僅か700m地点 | 新緑の間にピンクのツツジが映える | 鹿の食害の例 | 整備された階段 |
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ハウチワカエデ | 風で倒れた古木 | 新緑の遠方には目指す「丹沢山」の頂きが見える |
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此処からの稜線の展望は良く、正面には「丹沢山頂」も見える爽快な登山路 | 塔ノ岳へ向かう夫婦と出会う |
スライドショー【第2部】 |
極端に背丈の低い「ミヤコザサ」が茂る意外は殆ど木々のない稜線に差し掛かる。 半分、立ち枯れした様な木々から新芽が疎らに萌えだしているが、何れはこれ等も立ち枯れしてしまうのだろうか? 「イタヤカエデ」の大きな新緑の葉が特に目に付く。 新緑間に「ピンクのミツバツツジ」が栄える。 『竜ヶ馬場』の標識のある展望所を通過。 ザックを降ろして小休止。 此処から南方向の展望が良さそうだが、今日は晴れてはいるが視界が遠くまで届かない。 | ||||
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丹沢山山頂に近づく稜線上は樹木が薄く、立ち枯れが目立つ | 新緑の中にピンクのツツジの花 |
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この先は丹沢山へ | 見事な「ハウチワカエデ」の大木と萌える新芽 | ハウチワカエデの新緑 |
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萌える新芽 | 竜ヶ馬場 | 塔ノ岳・山荘の望遠 | 稜線の先は目的地:丹澤山 |
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立ち枯れるブナ・カエデ類 | 萌えるハウチワカエデ | 立ち枯れが目立つ稜線のブナ類 | ハウチワカエデ |
スライドショー【第3部】 |
不思議にも「立ち枯れ帯」を過ぎると、「立派なブナ林帯」になった。 以前は殆ど全ての丹沢山系はこんな綺麗なブナ林に覆われていたのだろう。 何時までもこの状態を維持できる事を祈りたい。 そのブナ林帯からカエデが混じる樹林帯に掛かるとその先の頂に「みやま山荘」の建物が目に入った。 山頂到着は15時35分、今朝6時20分に「富士見小屋」を出発してから9時間15分掛かった。 山頂には「気象観測計器と太陽光発電パネル」「丹澤山の標示」「丹澤山系全体ルートマップと所要時間表」「公衆トイレ」それに今夜の宿舎:『みやま山荘』がある。 | |||||
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萌える新芽 | 「竜ヶ馬場」〜「丹沢山」のブナ樹林帯:稜線上には立ち枯れ樹が目立つ・原因は何ぞや?? |
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見事なブナ樹林は長くは続かない | カエデ類の古木と幼樹 |
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稜線に近づくと「カエデ類」が多い | 立ち枯れは主として稜線に沿って発生 | 間も無く「丹沢山」へ |
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ハウチワカエデの新芽 | 丹沢山(1567m)標識:看板と石柱 | みやま山荘 | 丹沢山系ルート時間 |
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ルートと時間表示板 | 蛭ヶ岳への分岐 | 蛭ヶ岳<ー>宮ヶ瀬 | 有名な登山家(石井清氏)経営のみやま山荘 |
小休止後、15時45分頃、「1泊2食:¥7000」でチェックインした。 水は全くない小屋で、全部の水は「雨水」だけ。 2階建ての新築間もない山小屋である。 指定された2階のスペースは更に「2段」に分割されていて、出入りの際に頭上注意が要る場所と認識しながら、2度も頭を当てた。 炎天下の9時間の為か、久し振りの縦走の為か、ゆっくり登山だったが、横になると無性に疲れを感じた。 夕食は午後6時だから、約1時間横になり休憩。 一度小屋の外を歩き、6時までは「山岳関連図書」のある休憩ルームで『ヒマラヤの山々』の大型写真集を見た。 この山荘オーナーは有名な登山家:石井清氏であった。 6時ー約20分間夕食。 6時半からフトンを敷いて横になり8時まで周囲の登山者と雑談・・・殆どの登山者は相当に「丹沢山系」通らしい会話が飛び交う。 睡眠誘導剤を飲んだ為か疲労の為か、消灯の8時半前に自然に睡魔に襲われた。 <翌日の周囲の人の話から一番早く寝付いて鼾を十分かいたらしい・・・> |
『丹沢山縦走:第2日目・第1編』へリンク |