霧島山縦走(韓国岳・獅子戸岳・新燃岳・中岳
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![]() <韓国岳噴火口底部> |
3日ぶりの好天に、朝4時30分起床、5時30分発ちで「韓国岳」へ。 登山路から眺める甑岳方面はガスに見え隠れするが山の背後の空は青空。 好天を予想出来る現象だ。 山頂と山麓の朝霧は早朝出なければ見ることが出来ない光景に感激。 |
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えびの高原方面には朝日が・・ | 甑岳の右手から漏れた朝日と青空も | 甑岳の麓からガスが押し寄せて来た |
北方に雲の上に頂きを出しているのは「一房山(1721M)」(日本200名山だろう。 次第に雲の中に隠れてしまった。 同様に甑岳方面から流れ来るガスが硫黄山を越えて「不浪池」「六観音池」「白紫池」を徐々に隠しはじめ、更に「えびの高原温泉」も覆われそうだ。 天気予想に反して雲が増えて来たようだ。 |
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甑岳麓の湧き上がるガスは見事 | 左右対象の火山:均一な溶岩の流れ | 硫黄山の火口に進入するガス |
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高度が上がるにつれ甑岳もガスに呑まれてしまいそう |
北方に雲の上に頂きを出しているのは「一房山(1721M)」(日本200名山だろう。 次第に雲の中に隠れてしまった。 同様に甑岳方面から流れ来るガスが硫黄山を越えて「不浪池」「六観音池」「白紫池」を徐々に隠しはじめ、更に「えびの高原温泉」も覆われそうだ。 天気予想に反して雲が増えて来たようだ。 韓国岳中腹からの南方・大浪池の眺めは箱庭のようだ。 鹿児島方面は素晴らしい晴天のようだがーーー。 斜めからの朝日の光線があらゆる地形を在るがままの起伏を浮き上がらせてくれる。 写真撮影にとってはベストタイミング。 登山するよりも明らかにカメラを構える時間が長く山頂に届かない。韓国岳の火口を覗き込める位置に達した。 |
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韓国の頂上:真青の大浪池の湖面 |
お鉢の底部はガスで見えないが徐々に消滅しそうだ。雲とガスが風景に息を注いでくれる。 途中で追い越した宮崎市からの単独行のご婦人も撮影に夢中。毎年何回も訪れると言った。 7時15分頂上着。 登山口から頂上までの景色は変化に富み見事だった。 韓国頂上からは限りない雲海の魅力を堪能。 頂上から「高千穂の峰」を雲海の中に頂上部20%が眺望出来た時間は僅か30分。 北東から勢い良く流れ込む雲でその頂上は消えたが、雲海の盛り上がりで山頂の存在がよく判る。 今火口内のガスが全部消えて、山頂部からの「火口=お鉢」の眺めは素晴らしい。 山頂の岩の間に可憐な「春リンドウ」の花が開花している。 お鉢周辺のミヤマキリシマはまだ堅い蕾もまま。 はっきり水面全部が見えていた「大浪池」のお鉢の中に新燃岳方面からのガスがドンドン流れ込む様子は見事。 瞬く間に雲海が上昇し宮崎県側は雲のみ。 |
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真青の大浪池も間もなく東方からのガスが進入。 15分もたたぬ中に全面ガスに・・ | 山頂部に可憐なハルリンドウが沢山 |
天気予報に反して、徐々に天候は悪化の方向のようだ。 一昨日から天気の回復を待つ間、「えびの高原エコセンター」のスライド写真を見て、韓国岳山頂から南東方面を眺めると「幾つもの噴火口が縦列に見える様を期待したが残念だ。 何時までも韓国山頂の名眺めを楽しむと言う婦人と別れて8時に、雲の中の「獅子戸岳:1429m」「新燃岳:1395m」「中岳:1332m」を目指して高千穂河原までの縦走コースの急坂を下り始めた。 高度を下げているのに、間もなく全く視界が失われ霧雨に変わってきた。 下り斜面はすべり易く、登山靴も泥に汚れ始めた。 ただひたすら霧の中を歩行するのみ。 初めてのコースであり全く土地感がなく、何処を進んでいるのかも見当着けがたい。 唯一確認できるのは「標識」と「山頂」だけだ。 朝の晴天予想に反して全く霧島連山の良さを味わえず、ただ頂上らしい雰囲気のない「獅子戸岳」の標識を過ぎ田頃から霧が小雨に変り、上下の雨具をつけての歩行に変る。 ひたすら小砂利の歩き易いルートを前進するのみ。 10時に「新燃岳」の頂上が20mの視界に見えたが、勿論火口縁を歩いているのだが、全く見えない。 中年夫婦が霧雨の中で軽食中だった。 5分程度、少しおしゃべりして下山を一緒に歩く事を合意。 砂利道から「木製の階段に変り歩き易い木道になった。 風と霧雨・小雨の中ではカメラを濡らさぬ様に最深の注意をして、必要最小限の使用に止めた。 10時40分「中岳」の標識を過ぎて急斜面に入り高度が下がるつれて植物が見え始め、岩場の隙間に「ミヤマキリシマがはき始めた株があった。 平坦地に掛り標識板で「つつじコース」を選択した。以外の展望のない道をひたすら歩く。 少しずつ「つつじの開花」が高度の低下と共に進行していた。 まだ2週間は早過ぎるのだろうか? |
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ミヤマハンオキ | 野イチゴ?? | ボケ |
ミヤマキリシマ以外の写真撮影の対象もない為、コース標準時間で風が強い「高千穂河原」に12時前に下山。 「高千穂河原」への下山途中で「ミヤマキリシマ」が少し開花した株を散見。 普通の「さつき」に比べるとかなり小さい「花」である事を確認。 登山道路の両脇の木々が一面開花する様の素晴らしさは容易に想像出来る。 |
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ミヤマキリシマ | この木の枝の形?? | 高千穂河原から眺める高千穂峰のお鉢 |
先ず「昼食」、お湯を沸かしてコーヒーを飲みながら「甘味の少ないせんべい」「チーズ」「果物」で昼食を終了。 先のご夫婦と天候を見ながら相談して、「高千穂峰」には天候の様子を見ながら、安全優先で登山する事に合意した。 <高千穂峰登山記録は別途記録を作成する> |
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