祖母山(1756M) <黒金山尾根コース〜宮原コース>
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<祖母山登山コース> 黒金山尾根コース(往路)−>宮原コース(復路) ![]() |
天気予報に反し「夜中の星」は青天を予想させたが「夜明け」と共に「曇」が増える気配。 5時起直後山頂を撮影。 雲がかかり朝日で赤く染まっている。 車を登山口に移動して6時、「黒金コース」を登山スタート。 午前中は雨が降らないと予想して午前中に下山(宮原コース)する覚悟で出来るだけ早く山頂に立ち、直ぐ下山して雨を避ける覚悟の計画で登山開始。 |
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山麓駐車場から見えた早朝の祖母山頂 | 宮原コースのつり橋 | 天狗岩望遠(右) |
徐々に雲が増え、ガスが高度を下げる中、休憩無しの登山継続。 8時30分に「天狗岩」側の「稜線」に到着。視界が悪く「天狗岩」も見え隠れする状況。 「100メートルの高度」を約12−13分で通過。 1時間400米のハイピッチ。 「天狗の清水」からの水は極僅か。 今日の天気予報の「午後から雨」を避けるには、常に息を弾ませるピッチだから止むを得ない。 道中で誰にも出会わず。 天狗岩の側を通過の時は、ガスで頂上部は終に見えず。 平坦地に近い緩い勾配を進み、途中に「展望台」の小さな看板を見てはルートを外れ、断崖直下の東斜面を見渡す。 ガスが山麓方面から沸き上がり、視界を遮る。 時々東斜面下が見えた。 其処には「あけぼのツツジ」の群落があり、岩と松岩山が「あけぼのツツジ」で「ピンク色に見える。 一瞬だけ姿を出してはすぐ隠れてしまう。 雲はドンドン低くなるようだ。 合計4−5箇所の「展望台」を全部めぐり、「祖母山の魅力」を探す。 曇天の不運を嘆くよりも、晴天下の景色の素晴らしさを想像できたは幸いかもしれない。 |
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黒金山尾根コースから見上げる天狗岩 | 展望台の眺望:東斜面のあけぼのツツジの群落 | クローズアップ |
視界が不良で撮影枚数は上がらない。 これが頂上かと思った頂きは頂上の一つ前のピークで、濃いガス越しに急峻な直立に近い断崖だけが見えた。 悪い視界の間から崖に張り付くように設置された梯子が見えたが、とても登れるようには見えなかった。 休憩無しの急ピッチの反動で急に疲労感が襲ってきた。 直立した岸壁の直下に到着。 現在のルートはその直立した岸壁を右に巻く小道があって一安心。 だが其の先の頂上直下50−60米の急坂は予想外の厳しさ。 幸いにも岸壁に取り付けられた二本の梯子を上ると霧に見え隠れする山頂はすぐ其処だった。 到着は、9時45分。 先に別ルートから到着した夫婦が今日最初に会ったハイカーだ。 風を避けながら頂上の標識の側で「昼食」(スナック中心)を食べるが、僅かな風でも半袖の装備では冷たさを感じた。 |
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ミヤマスミレ | ||
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頂上直下の急峻な登りの二段梯子 | 満開のあけぼのツツジ | ムシカリもヤット開花開始 |
風は強くないが日照が無く寒気がするほど。 同じルートから登山して来た「福岡三人組」が10分後に山頂到着で急に賑やかになった。 彼らの食事が終了するのを待って、合流して「九合目避難小屋」に向ことにした。 10時30分頃「避難小屋」到着。 先ず驚くのは小屋の屋根は沢山の「太陽熱発電用パネル」が設置され、小屋の側には「2基の風力発電機」も見える。環境を重視した設計はこの山を管轄する自治体の意気込みが伝わる。 屋内に入り確認はしなかったが「トイレはバクテリア分解式」であると言う。 「風力発電の電気でバクテリア色トイレの運転」を可能にしている超最新式の山小屋に驚いた。 避難小屋はかなりの人数の登山者で入り口まで混雑していて内部をゆっくり観察する事も難しいと判断して、一昨日会った小屋管理人(加藤氏)に挨拶して5分間で「宮原コース」経由で下山開始。 今にも降り出しそうな天気がその下山を催促する。 九合目小屋の通過後の登山道には「曙ツツジ」と「三つ葉ツツジ」が開花していたが一瞥しただけで下山を急ぐ。 福岡三人組とふざけた会話を交わス余裕も出てきた。 殆ど写真撮影せず、ひたすら急な下山道を急いだ。 午後1時に登山口の駐車場到着。 幸いにも雨に遭わずに下山出来たが祖母山の真の素晴らしさを味わえなかったのが残念。 三人と別れて「青少年旅行村」の駐車場へ。 |
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視界のない祖母山頂上 | 環境保全に徹した祖母山九合目小屋 | 黒金山尾根コースと宮原コース分岐の橋 |
天気予報に反してやや天候は改善しているように見えたが、高度が下がったためだろう。 山頂部は今は雨かも知れない。 一段らくして、正規のカレー中心の昼食後、祖母山青少年旅行村のレストランにお世話になり、画像をPCのメモリーに移してスライドショーで鑑賞後、[CD−ROM]に移動。 3時半から風呂。 5時少し前に「大崩山登山口」目指して小雨の中を出発。大崩山登山口までのルートは尾平までのルートの逆で「高千穂町」経由。 延岡市内のスーパーで食品の買い物。強くなる雨の中を「上祝子川(かみほおりがわ)」に沿って道幅の狭い暗黒の道をカーナビのみに頼り、登山口方面を目指す。 8時30分、宿泊地として上祝子地区のキャンプ場入り口を選択。 9時ー10時で「焼そば」の夕食。 総歩数=26,700歩。 |