My Diary 2005年02月度

平成17年度02月09日  古賀志山・北尾根コース 
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去年8月後半より中断していたトレッキングを再開した第1回目が2月9日<古賀志山・北尾根コース>である。 友人が心配して誘って呉れて実現した。 何時でも再開出来るとは思いながらも一人では出掛ける気になれず、1ヶ月も遅れてしまった。 福川氏の車を置いて登山口:森林公園に向かう。 登山開始は8時50分で古賀志山登山では最も長くきついと言われる<北尾根コース>を目指して駐車場の右から山林に入った。 登山ルートと凡その時間は以下の通り。
【主要コース】
自宅発(8:15)ー>(8:40)森林公園駐車場(8:50)−>(10:05)鞍掛山分岐ー>(11:00)ピーク小休止(11:05)−>(11:35)559ピーク・昼食(12:05)−>(12:30)富士見峠ー>(12:40)古賀志山(12:50)ー>(13:00)御岳(13:25)−>(13:30)古賀志山分岐ー>(14:00)坊主山ー>(14:40)ゴルフ場(14:50)−>(15:00)森林公園(15:05)−>(15:25)自宅。

スライドショー:『古賀志山・北尾根コース』トレッキング
登山口から約1時間のピークで最初の小休止。 毎日1時間速歩訓練する彼は流石に平気。 5ヶ月振りのnantaisanは
呼吸は最初からハアハアでした。 「鞍掛山」分岐点の標識見て、1年前の雪中トレッキングを思い出した。 真剣に歩くと以外に記憶に残るようだ。 前日の雨が此処では雪だった様で高度と共に量は増えて来た。
天気は時間の経過と共に朝の靄が晴れて強い光線が落葉した木々の間から漏れて小道の雪も溶かし始めた。 登山路を塞ぐ様に斜めに倒れた松の幹に巾:10センチ程度の雪道が7−8m先まで続く。 
「鞍掛山」と「559ピーク」の約中間地点の狭いピークで急に視界が開けた。 北西方向<中央写真>には「日光連山(男体山・大真名子山・小真名子山・女峰山)」北方向<右写真>には「高原山(鶏頂山・釈迦ヶ岳)」がうっすらと見える。 
559ピークが近くなり急坂が迫る。 木々の間を縫う小道にも雪が薄く(2−3cm)積り誰も歩いた形跡は無い・・しかし、あった足跡は「小動物?」いや「鹿」らしい。 ロープ・鎖のある難所の右手壁には陽光を受けて緑濃い苔が一面に張り付いていた。 
559ピーク直前の小道に雪に半分埋もれた背丈の低い「ミヤコササ」の葉が逆光線に透けて見える。 11時35分、山頂の狭い「559ピーク」に到着。 「オニギリ:2個・コーヒー・ミカン」で昼食。 其の時「中コース」を登っていた2人の中年夫人が到着して同様に昼食を始めた。 此処からは視界が良いと南に「筑波山」が見える。 西に「古賀志山・御岳」が見える。
12時過ぎに出発して「古賀志山」へ向かう。 丁度30分で「最もポピュラーな登山ルート」の富士見峠通過。 此処から急坂を登り切ると「富士見台分岐」を経て12時40分に「古賀志山山頂(583m)」に到着。 途中の急坂で右足脛付近に痛みと痙攣の気配を感じた。 久し振りに歩行で乳酸が蓄積した様だ。 靄で視界の効かない展望を楽しみ「御岳」に向かう。 
古賀志山からは南方向の展望が利くがより広角に見える「御岳」までは約10分だが、結構険しいアップ・ダウンがある。略中間点付近に「神社」が在るが赤い鳥居と基礎部分を取り囲む赤い杭だけで祠は無い。 立替計画中で予算不足?? 13時丁度に「御岳」到着。 山頂到着直前にまた足が上がり難い。 数人の女性と先行した一人の男性がいた。 彼は我々と同様のコースを歩いたらしい。 <写真中央・右:御岳から見える古賀志山山頂部>
正面奥の稜線の右端部:559ピーク ゴルフ場から見た古賀志山(左) ゴルフ場入口ガラスに映る二人
13時25分、御岳を出て「古賀志山・御岳」中間点から下るルートで下る事にした。 下山途中で思わぬハップニング!! 御岳と古賀志山の中間から階段の多いルートを選択。 舗装道路に出た所で「坊主山:200m」の標識を見て、折角だから頂上に行って見ようと成った。 平坦地の行き止まりが「坊主山」らしい。 福川氏曰く:『この先から下山出来るらしい』 これを信じて視界が利かない獣道に近い急坂を下る。 5分下って、不審に感じて「引き返そう」と進言するも、自信に満ちて「大丈夫・このまま前進しよう」となってトウトウ引き返さず前進・前進で「道無き道」の藪漕ぎに成る。 約10分後右手に「舗装道路」を見つけ暫く沢に沿って並行に進む。 最後に道路に出て「駐車場」に着き「標識」で確認したら『90度違った方向:南側のゴルフ場』の側だった。 仕方なく地図を見て「森林公園」方向に進むと遂に「レイクランドCC」の駐車場へ。 如何見てもこれ以外の道は無い。 ゴルフ場フロントに尋ねた。 彼の知り合いが同情して車で森林公園まで送って貰った。 このルートミスは『100%登山の基本ルール違反』の結果だった。 

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