My Diary 2005年04月度

04月30日-D 『妙義山:石門めぐり-(1/2編)』

【妙義山:石門群】
妙義山』は、「赤城山」「榛名山」と共に「上毛三山」と呼ばれ、群馬県を象徴する山の一つです。 この妙義山は「白雲山(相馬岳:1104m)」「金洞山(1104m)」「金鶏山(856m)」の三峰からなる『表妙義』と「烏帽子岩(1117m)」「谷急山(1162m)」から成る『裏妙義』に分かれており、石門群のある「表妙義」が県立妙義公園と成っています。 なお妙義山は自然景観に優れた地域であるため『妙義荒船佐久高原国定公園』にも指定されている。
妙義山は火山噴出物で構成される古い火山体といわれ、永年にわたる風化・浸食によって岩石の硬い部分が残り、今日見られるような奇岩怪岩の山容と成ったものといわれています。 
其の特徴は「第1」から「第4」の石門、カニの横ばい、大砲岩やろうそく岩などがある『石門群』に最もよく現れ、各校の登山コースになっている。 <「妙義公園:妙義山」説明看板より転載
【妙義山の歴史】
妙義山の基盤は2000万年前(新生代第3紀中新世)に海底で「堆積し、やがて海底火山の爆発を伴い隆起したものです。 1000年前ほど前から妙義山周辺であh火山活動が盛んになり、それによる火山性堆積物で山体が作られたといわれています。  <石門巡りルート中の看板より転載>

「さくらの里」のさくらの花の背景となった『妙義山奇岩』をもっと近くで見ようと、「中之嶽神社」参道から登り、50m以上の急な石段の上にある「大国神社」での標織に沿い、先ず左折してこの社屋の背後に聳える『轟岩』に向かう。 この岩からは「さくらの里」「妙義公園駐車場」が眼下にみえた。  <中之嶽神社記録に掲載
大国神社社屋の右手の道を600m程度辿ると「第四石門」に出る。この石門を潜り更に進むと「ユルギ岩」・「大砲岩」・「黒田泣虫岩」・「胎内くぐり」・「天狗のひょうてい」・「鏡岩」が一望出来る展望台に出る。 ここから「大砲岩」「胎内くぐり」「天狗のひょうてい」に直接歩いて行けた。 夕陽が傾き殆ど影になる頃、「第四石門」−>「第2石門」「第1石門」「第3石門」の側を通過して「石門管理事務所」へ降りて妙義公園駐車場に帰着するコースで撮影した写真を2編に分割・掲載する。 
【石門巡り概念図】   【妙義山奇岩所在概念図】
写真をクリックすれば拡大出来ます  【スライドショー:『第1部』 『第2部』 【第3部】

妙義山公園駐車所ー>中之嶽神社の長い急な石段を登り中之嶽神社殿に出る。其処を右に約600m進むと展望台・第四石門に通じる。整備された階段を10−15分間登ると新緑の木々の途切れる間からローソクの様にそそり立つ岩塔が展望可能になる「展望台」にでる。
鏡岩(左)と金鶏山(右背後:現在は登山禁止中) 鏡岩(左)・金鶏山(中後)ローソク岩(右) 金洞山(左)と東岳(右)
展望台:広場(左)とさくらの里(右) 表妙義山群の奇岩奇石の所在地概念図 第四石門(広場から)
展望台の小道 第四石門は頑丈な岩 第四石門裏からの展望:「ローソク岩」と「天狗のひょうてい」・「鏡岩(右端)」
ローソク岩 「黒田泣岩」の先にある「ゆるぎ岩」 「大砲岩」・「ゆるぎ岩」 ローソク岩や第一石門
 第四石門裏からの「ローソク岩群」の展望             大砲岩・ゆるぎ岩・鏡岩
鏡岩(左)とローソク岩(右)  石門巡り概念図 表妙義山奇岩奇石群 表妙義山群(相馬岳・天狗岳・白雲岳)
背後の表妙義山(金洞山・東岳)の険しい稜線 金鶏山(右背後)と黒田泣岩(手前) ミツバツツジ
大砲岩とユルギ岩(右) ユルギ岩 大砲岩 天狗のひょうてい 胎内巡り
胎内巡り岩 相馬岳・天狗岳・白雲岳 大砲岩(手前)ユルギ岩 胎内巡りに挑戦中 第四石門と休憩舎・広場
ユルギ岩(手前)とローソク岩   第四石門  ユルギ岩とローソク岩・屏風岩

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