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安達太良山登山：第２編
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 あだたら渓谷自然遊歩道ルート概念図 |
第１編：【安達太良山登山：奥岳〜山頂〜くろがね温泉〜奥岳】 第２編：【あだたら渓谷自然遊歩道散策】
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安達太良山登山：第２編
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あだたら渓谷自然遊歩道ルート概念図 |
| あだたら渓谷自然遊歩道 |
| 「あだたら渓谷自然遊歩道」は奥岳ロープウエー駅駐車場から５分間、安達太良山登山ルート＜奥岳温泉コース＞を歩いた所にある。 安達太良山の源流の「鳥川」上流：くろがね温泉に通じる登山を右に折れ沢に下るとそこが「あだたら渓谷自然遊歩道」のスタート点だ。 此処から上流に向かうと最後の「鳥川橋」までは、２０分程度の緩やかな登りのコースだ。 途中から「大徳望自然遊歩道」（往復：１時間３０分）との分岐がある。 「あだたら渓谷自然遊歩道」はこの「大徳望自然遊歩道」を含み、この方は３つの展望台＜紅葉見晴台＞＜猿島見晴台＞＜第徳望見晴台＞があり、春の新緑・秋の紅葉の展望は素晴らしく、山（安達太良山・鉄山）と平野（阿武隈山脈・阿武隈川安達盆地）の眺めが売り物のコースだそうです。 分岐から距離が７８５ｍ、大徳望見晴台の高度＝１０８０ｍのコースです。 この「大徳望自然遊歩道」の方が本命のようだが、此処では後者を省いて記載するが来年は新緑の頃両方を散策したい。 その主要なビューポイントの概略は以下のとおりである。＜「下流ー＞上流」の場合＞ @滝見橋＜始点＞ー＞A二階滝ー＞B岩窯跡ー＞C魚止滝ー＞D昇竜の橋ー＞E昇竜の滝ー＞F千丈岩ー＞G水呑場ー＞H平滑の滝ー＞I大亀の滝ー＞J見返の滝ー＞K紅葉滝ー＞L鳥川橋＜終了点＞ |
| 今回「あだたら自然遊歩道」を散策するキッカケは、日本百名山：安達太良山に２回目の登山をして下山途中、上記「あだたら自然遊歩道」の「Lポイント：鳥川橋」を通過したからだった。 平成１３年に安達太良山登山での下山路でこの「あだたら渓谷自然遊歩道」の存在を知っていたのが背景だが・・・。 １０月１９日の午後１時３０分頃、くろがね温泉で入浴していい気分で車道を下山中だった。 午後２時前に駐車場に到着しても早過ぎるので、このHPのトップの写真の看板を見て、急遽決断した。 登山で同行していた大道さんに３０分程度の回り道をすることを先行する３人の女性に伝言を頼み、福川氏と「鳥川橋」で左の下りルートに入った。 「渓谷」との言葉が入って居なければ、決断しなかっただろう。 橋の右手＝上流側の渓流に紅葉した小さい木が、最初に目を引いた。 |
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| 決断のキッカケの「鳥川橋」より上流の紅葉 上流の「鳥川橋」を見上げる | 紅葉滝 | 見返りの橋 | |||
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| 見返り橋直後の渓流と目立つ黄緑色の木 | 平滑の滝の上流に残る紅葉 | 平滑の滝 | |||
| 「あだたら渓谷自然遊歩道」の紅葉は既に最盛期を過ぎて、半分くらい落葉していたが、小規模な渓流を流れる水の透明度が際立っていた。 「平滑の滝」を渡り反対側の岩に近づくと、水面が透けて、水の存在に気がつかない位だった。 減少した水流で紅葉の落ち葉が平滑の滝の所どころの水面に堆積してした様も、面白い。 |
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| 透き通る清流と平滑の滝 | 千丈岩 | ||||
| 渓流の中間点位に「昇竜の橋」があり、その下に「落差＝６−８ｍ」の滝があった。 立派な滝壷を持ち、「あだたら渓流」最大の滝で、ベストポイントだろう。 その下に「魚止の滝」もあった。 どちらが「昇竜の滝」か「魚止の滝」か判断できなかったが二つ共に渓流内のベストビューポイントには違わない。 これを紅葉の最盛期に訪れると更に感動しただろう。 |
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| 昇竜橋（上部）と昇竜の滝 | 魚止の滝 | ||||
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| 魚止の滝 | こじんまりと纏まった「あだたら自然遊歩道」最後の渓流 | ||||
| ポイントAの「二階滝」から「滝見橋」直前で左への分岐があり、その分岐路を辿れば「大徳望自然遊歩道」に通じることを書いた看板があったが、往復＝１時間３０分の時間を考えて、今回は、散策を割愛し、次回に廻ることにして、「滝見橋」を渉って奥岳駐車場への道を登った。 |
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| 大徳望自然遊歩道の看板 「二階滝」 | 遊歩道から車道に戻った地点の紅葉 | 渓流遊歩道の終点 | |||
| 合計散策時間＝約３０分の短い渓流遊歩道だが、紅葉の最盛期とか、水量の多い真夏、新緑の時期はまた違った雰囲気を楽しめるかもしれない。 安達太良山下山の最期に楽しめた３０分間の渓流散策だった。 ルートには危険箇所はなく、全体の整備状況は良い。 運動靴なら安心して散策出来よう。 次回は「大徳望自然遊歩道」も楽しみたい。 |
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