三峰山(605m)登山
<御嶽山神社〜奥の院〜永野御嶽山〜三峰山
 〜浅間大伸〜御嶽山神社>


登山年月日 平成16年2月18日  晴
メンバー 殿川紘史  <単独行>
主要ルート 宇都宮自宅(8:15)−>(9:25)星野御嶽山入口<春の花撮影>(10:30)ー>(10:45)御嶽山神社(11:05)−>(11:45)ベンチ(11:50)−>(12:15)奥の院(12:20)−>(13:00)永野御嶽山ー>(13:30)三峰山山頂付近−>(13:50)永野御嶽山(14:00)ー>(14:15)浅間大神−>(14:40)御嶽山神社(15:00)−>(15:05)カタクリの里(15:25)−>(16:30)宇都宮自宅
所要時間 登山=3時間25分 <AM10:05-PM2:40>  総合時間=8時間15分 <AM8:15-PM4:30>

   「弘法大師」
  奥の院への参道 
写真をクリックすれば拡大出来ます
三峰山登山ルートマップ
スライドショー:三峰山登山<御嶽山神社・奥の院・永野御嶽山・三峰山・浅間大神・御嶽山神社>


【三峰山概要】
栃木市から近い粟野町に「信仰の山:三峰山」がある。 この山全体が信仰のための修行の場で、低山だが、奥の院を経由する登山道は大変厳しい雰囲気がある。「御嶽山神社」−>「奥の院」ー>「永野御岳山」ー>「三峰山」ー>「御嶽山神社」の周遊コースを3時間20分で周回した。 登山口の近くに「セツブンソウ」「ロウバイ」「フクジュソウ」が咲く場所がある。 

栃木市に近い粟野町の信仰の山「三峰山登山口」の直前で春の花咲く場所に立ち寄り「セツノンソウ」「ロウバイ」「フクジュソウ」を撮影した。 「セツブンソウ」は初めて見た花。 同じ場所に「セツブンソウ」「ロウバイ」「フクジュソウ」の花があり、登山計画を遅らせて撮影に熱中した。 此らの花の写真はMyDiary】をクリックして「2月18日:登山口の春の花」として別途掲載する。   登山口の春の花をクリックすれば、その概要が見られます。

奥の院への入口は御嶽山神社の境内から入る。 予定外の「春の花」の撮影で1時間30分程度遅れて登山開始。 10時45分に登山口である「御嶽山神社」駐車場に到着して、11時05分に出発。 境内奥の本殿左には沢山の石碑が立ち並ぶ。 石段の急坂を登ると更に灯篭があり立派な祖霊殿の左手を抜けて若い杉林沿いに進むと11時20分に「清滝」に出た。

【登山口:御嶽山神社概念図・神社正面・奥の院への入り口】  三峰山の登山口の御嶽山神社の境内は美しい日本庭園で、多くの石碑が並んでいる。    右上:祖霊殿

大きい滝を探したが、可愛いに水の滴りだった。 清滝を抜けると急な石段がいやと言うほど続くが、信仰の山だけあって、その両側には無数の石碑・仏が並んで鎮座。 最も奥まった所に左手に「弘法大師」の石柱と小さな祠が建っていた。 ジグザグの複雑な石段。 更に凸凹の急坂が続き「木のベンチ」がある。 先行中の中年夫妻が小休止中、挨拶して通過すると、日光連山が木の枝越しに展望出来る稜線に出た。 濃い杉林を暫く進み、「奥の院分岐」の稜線を右折して「奥の院」へ。 ミズナラの巨木を過ぎたら、奥の院の鳥居が見えた。

水の滴りの「清滝」 石段の両脇は無数の石碑が並ぶ。 「弘法大師」碑を過ぎる急坂を登ると「木製ベンチ」がある。 その坂を登り切ると「日光連山」の展望が急に現れる。          右上:「奥の院の鳥居」と「3体の銅像」 

3体の銅像:「神皇産霊尊」「天之御中主尊」「皇産零尊」が石柱で囲んで祀ってある。 北西方面には「足尾連山」が望遠できた。 「先程の分岐」に戻り、「三山参道」の標識に従い杉林を直進、アップダウンを繰り返して「永野御岳山」山頂を経由して、薄い踏み後を辿ると「吉沢石灰工業」の採石場に出る。 此処の展望は素晴らしい。

北西は「庚申山・袈裟丸山・皇海山」〜「荒海山・田代山」〜「日光連山」全部が一望出来る。

北西は「庚申山・袈裟丸山・皇海山」〜「荒海山・田代山」〜「日光連山」全部が一望出来る。 目的地の「三峰山」は藪こぎして鬱蒼とした「杉林」のど真ん中で展望ゼロ。 引き返して、「永野御岳山」直下の「倶利加羅不動尊」への下山口で昼食。 酷い急坂を下る。 「三峰大神」が祀られた小さな「鍾乳洞」を過ぎて下ると「倶利伽羅不動」が祀られた「岩窟」を過ぎ、「浅間大神」で、粟野町指定文化財の「鍾乳洞」(進入禁止)の側の「鎖場」を経て、続く杉林の急坂を下る。

上左:石灰岩採掘現場の奥には足尾方面の山々。 その右には日光連山:奥白根山・男体山・大真名子・子真名子・帝釈山・女峰山・赤薙山が横一直線に広がる見事な光景。 浅間神社鍾乳洞の標識(入れない)御嶽山神社境内から見上げる三峰山

出発点の「御嶽山神社・駐車場」に帰着したのは、午後2時40分。 宇都宮への帰途に「カタクリの里」の標識につられて立ち寄ったが、約1ヶ月早すぎるとの話。 その付近で逆光線に輝く「ネコヤナギ」の穂を見つけて暫く撮影して帰路に付いた。 午後4時30分自宅帰着。 「カタクリの里」で撮影した「ネコヤナギの穂」の写真はMyDiaryにアクセスして 「2月18日:登山口の春の花」をクリックすれば「セツブンソウ・フクジュソウ・ロウバイ」と共に掲載しています。